2011年2月13日日曜日

2月7日~13日「灼熱アジア第1回タイ“脱日入亜”日本企業の試練」「灼熱アジア第2回中東砂漠の富争奪戦」

今週は11時間、英語の勉強をしました。

「灼熱アジア第1回タイ“脱日入亜”日本企業の試練」

タイが世界の製造業の中心になりつつある タイ2010年のGDPは予想の5%→7%へ
バンコク 32億人の巨大アジア市場の生産基地 2010年自動車生産は前年比85%増
2009年技能五輪世界大会優勝者 タイの若者
日本でのモノづくりは終わりに近づいている タイ 輸出額は2010年過去最高
躍進の理由はFTA 関税撤廃で価格競争力を手に入れた
ASEAN 32億人の巨大な市場を取り込める 2018年までに中・印・日もFTA参加
アジアの製造業がFTAの恩恵を見込んでタイへ 
アマタ工業団地 タイ最大の工業団地 世界25カ国から680社が進出17万人勤務
※日本の海外進出での流出(2008) 生産額35兆円 雇用96万人
日本のモノづくりの街 大田区の企業7社が進出 オオタテクノパーク
タイの自動車部品メーカータイサミットが日本の金型メーカーオギハラを300億円で買収
技術者8人がタイへ 自社開発で10年~15年かかる 中・印の競争に負ける
買収が手っ取り早い タイサミット 42年前にバイク修理店として創業 現在2代目
タナトーン副社長が会社をしきる 
97年のアジア通貨危機がタイの製造業を変えた
今まで日本から部品を調達していた日本企業はタイバーツの暴落により、タイで部品を調達せざるを得なくなった タイの部品メーカーは恩恵を 技術が舞い込んだ
2010年 日本企業61社がタイへ進出
現在、日本企業向けのレンタル工場が大人気
新潟の精密工作機械メーカー社長“座して死を待つよりも、しがみついてでも生き残りたい”

「灼熱アジア第2回中東砂漠の富争奪戦」

今、中東諸国で石油からグリーンエネルギーへの動きが加速
UAEアブダビ 金融危機時にドバイを助けた 国家ファンドのアブダビ投資庁の運用資産は90兆円 シティを救済したことで一躍世界にその名が知れた 
アブダビはUAEの石油の9割を産出 毎年10兆円のオイルマネーが舞い込む
方針転換 脱石油 グリーンエネルギーへの巨額投資
マスダールシティ 10万人規模のCO2排出ゼロの街 総事業費2兆円 世界の環境企業を誘致 日本からは“ビームダウン型集光太陽熱発電”の技術が ドイツからは“電動コンパクトカー”の技術が シティ内にはガソリン車の乗り入れは禁止
ドイツのメルケル首相は何度もアブダビへ ドイツの環境経済規模は7兆円
ヨーロッパの約4割を占める グリーンエネルギー市場は50兆円へ(2013)
スルダン・ジャベル(36)UAEエネルギー特使兼マスダールCEO 
米国で科学工学を学び、その後MBAを取得、英国で経済学博士も取得
技術を持たないアブダビはこの街に外国企業を誘致して、自国を環境先進立国へ
マスダール計画を途上国へ売り込む モロッコ ヨーロッパへの電力供給基地 アッシーラで1兆円規模の太陽光発電プロジェクトを始動予定 アブダビが手助け
2009年 アブダビでドラスティックな出来事が
韓国勢(韓国電力、現代建設、サムスン物産、斗山(ドーサン)重工業)がアブダビの18000億円の原子力発電所プロジェクト入札を勝ち取った
今まで優位と言われていた日本勢の敗北 
カタール 人口170万人の小国 LNGで脱石油 GDP成長率18.5(2010)
1人当たりのGDP世界3位 経済絶好調 世界15カ国へLNGを輸出
アティーヤエネルギー工業相“Mr.LNG”は現在新しいプロジェクト始動
ピラミッド以来の大工事 80カ国から75000人の労働者が集結
日本の千代田化工がリーダー、フランスのテクニップ社とのジョイントベンチャー
日本企業はコスト・スピード・安全性 全てが値踏みされ厳しい時代へと危機感を 千代田化工は2010年新入社員を3ヶ月間 カタールのプラント施設へ送り込み 労働者と共に生活をさせる
20106月 チャイナシノペックと提携 中国 グリーンエネルギーへの転換要
カタールは中国を最大の消費国と捉える アジアのエマージング諸国同士が連携する時代
バーレーン 風力発電付 高層ビルを建設 3つの巨大風車でビルの電力を賄う
サウジアラビア アラビア半島の8割を占め ほとんどが砂漠 
アラビア半島からサハラ砂漠→サンベルト地帯 この地域の6時間分の太陽光で世界の電気1年分が賄えるという試算もあり
IRENA(アイリーナ) 世界148カ国が加盟 アブダビは年間20億円の活動費を提供することで 本部設置を勝ち取った 新加盟国トンガへ50億円を融資 トンガは現在石炭等を使用 今後 化石燃料50%削減を目標としている

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